2011年9月15日木曜日

聴覚障がい者の理解

 ボランティアグループの旅行を無事に終了しました。今年人気の信濃路です。マンズワインの工場見学や善光寺参り。小布施の散策など十分に信州を満喫いたしました。宴会ではそれぞれの持ち味を生かした芸能発表を行い、歌や踊りに大賑わい。車中でも会話がはずむ楽しい旅となりました。
 同夜、旅行から帰ったばかりの身体で大変でしたが、手話講習会の開講となりました。今年は震災の余波を受けて開催が半年延期となりましたが、関係者の協力により30年以上にわたる講習会を途切れさすことなく開催できてほっとしています。開講式の際、あいさつに立った館林聴覚障害者福祉協会の副会長 吉原氏の話の中で、震災の折、耳の聞こえない障がい者十数名が、津波にさらわれてしまったことが報告されました。情報収集に不利な立場にある聴覚障がい者の生活課題の深刻さを改めて知らされた思いがしました。受講生は少なめですが、一人でも多く障がい者問題の理解を深めてもらえればと感じました。12月までの長丁場ですが頑張って欲しいものです。(堀)

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