2012年12月28日金曜日

さよなら 2012年

 本日は仕事納めです。公務員風に言えば御用納めと言うことになりますね。
今から30年も前の仕事納めは、朝からそこそこの仕事を済ませて、大掃除をしたりと事実上午前中で業務を終了していました。昼食のため仲間うちで館林まで出かけレストランや食堂で美味しいご馳走を食べたものです。実質的にあまり仕事をしないのが仕事納めだったのです。
 時を経て、民間事業所が終業時刻までしっかり業務を行うのにならい、社協も行政もしっかり定時まで仕事をするようになった記憶があります。

 もちろん、仕事始めも同様です。最初の頃は1日中全員で仕事はしなかったものです。半日で家に帰っていました。行政も当番が終日残るのみで、実質的な業務は2日目から行っていました。
 当たりまえと言えばそうかもしれませんが、仕事に余裕のようなものがなくなったのも事実ですね。まあ、介護サービス中心の時代だから仕方ないですけど、そんなことをふと思いました。

 さて、2012年が終わります。来年はいったいどんな1年になるのやら‥。願いとしては、災害がなく、経済も程よく安定し、市民生活に危険や不安のない年であって欲しいものです。福祉においてもしっかり権利性を確保した改革を望みたいです。 来年もよろしくお願い致します。堀

 追伸:ブログをお読みの皆さん。ぜひとも書き込みやお便りをお待ちしております。どんなことでも結構ですから‥。

2012年12月25日火曜日

忘年会とクリスマス会

 21日に行われた忘年会は大盛況。ゲームやカラオケ、踊りなど日頃のうっぷんをはらさんと元気に会場が盛り上がりました。
 伝統?とも言うべき余興の素晴らしさは、他に類のないものです。(まあ、内容の詳細は避けますが‥それでも昔に比べれば、大人しくなりましたよ。昔は家にもって帰れない写真ばかりでした。)この楽しさが職員の絆につながれば最高ですね。

 翌22日、療育父母の会とボランティア等による「クリスマス会」がありました。初めて土曜日の夜開催したのですが、冬休みに入ったこともあり例年より多くの参加者がを得ることができたようです。昨年は大きな生ケーキ(うん万円相当)、今年はプレゼントのクリスマス記念写真カードと毎年少しばかりの工夫を考えていますが、今年のサプライズは何と企画する側ではなく別のところにあったのです。
 「毎年世話になってばかりいる。何かお礼したい」と父母の会の皆さんから、来賓及び職員、ボランティアにふくろうのストラップ(手作り)がプレゼントされたのです。嬉しかったですね。お互いに喜びに染まる最高の企画となりました。

 職員やボランティア、みなさん感激して「来年も素晴らしいクリスマスにしよう」と心に誓ったのでした。年の瀬に素敵な企画になったことを心から素直に喜びました。   堀

2012年12月21日金曜日

地球の最後?を記念して

 マヤ文明の予言というのが、世界中で話題になっています。地球最後の日とか、人類滅亡の日とか‥。数年前にこのことを描いた映画が上映されて話題になりました。私も映画を見ましたが、そこそこ面白かった記憶があります。
 とろこで、マヤ文明は予言をしていないというのが事実です。しかし、天文に深くかかわり、暦を記した科学力は素晴らしく、現在のグレゴリウス歴(1年を365.2422とする)に匹敵する正確さでうるう年を計算し(古代ローマのユリウス暦=365.25より正確な365.242とした)、また、金星と地球の内合も584日間であるということを発見していました。その暦が紀元前3114年からスタートして5126年後の今月今夜で終了することから、先がないとかマヤ文明ならではの知り得た秘密を持っているに違いないと憶測をよび、終末思想に結びついたようです。

 何れにしても、時々人類の滅亡が叫ばれますが、事実として可能性があるのは、人類が自分たちの力で自爆してしまうことが一番可能性が高いように思います。みなさんはどう思うでしょうか。

 ところで、今夜は社協職員による忘年会が予定されています。最後の日?記念にふさわしい賑わいを求めたいと思います。宴会の内容は‥おっと、これはその場限りの秘密です。

2012年12月10日月曜日

年の瀬に思う

 師走となりました。間もなく2012年が終わろうとしています。振り返るといろいろとあった1年でした。震災から9ヶ月経過してのスタートでしたが、震災の影響をずっと引きずったままの1年だったと思います。見た目の瓦礫こそ少なくなったものの、原発の状況は一向に好転せず、原子力の力が人のそれの及ばないところにあることを否応無しにうかがわせます。福島だけではなく、その他の県も復興までは一向に目途が立たないままです。
 政治の世界でも混沌とした1年。安定どころか迷走していた年だったでしょう。中韓との摩擦もありました。いずれにしても日本にとって波乱含みの年だったと思います。

 そんな年の瀬において、選挙が行われようとしています。日本の政情を表現するかのように政党が乱立しています。それぞれの主張がいろいろとわかりにくい事をマスコミは伝えてますが、改憲論が目立つことが気になります。確かに憲法改正がすべて悪というわけではありません。より現代的な高い理念を盛り込んだり、幸福追求のための改憲はすべきです。しかし、今の改憲論は軍事と天皇制の復権だけに焦点が絞られています。大日本帝国憲法を再び‥と望んでいるのではないかと思わせる主張もあるようです。
 
 福祉とは、戦争と表裏一体関係の中微妙な立場に存在しています。(戦があれば、遺族やけが人=障害者、財産消失者などが生まれます。その後の処理は福祉的な助けあいが過去の歴史の示すところ。ただし、昔は生存権は無し。きまぐれな救済だけ) 今日の社会福祉は、生存権や幸福追求権という貴重な権利獲得のもとで成立している理念です。みなさんそうしたことをしっかりと理解して欲しいと思います。軍事費が増えれば、一時的に福祉予算は減り、戦争の遂行によって被害が出ればその手当のために福祉関係費が増える‥。しかし、その時の福祉はかつての戦争遂行のための事業に変質してしまう。本当の福祉を必要とする人から戦争の犠牲者に重点が移ることになるでしょう。私たちの仕事は大きく影響を受けることになるでしょう。    マスコミもしっかり考えて欲しいと思います。  堀