2012年8月29日水曜日

暑さは続くよ  でも冷静に

 今年の24時間テレビでは、「未来」を大きなテーマとして取上げました。日本や世界にどのような未来が開けるのかなかなか見えないところがあるけれど、せめて戦争だけは防がなければならないと思います。
 最近、領土問題という幾分わかりにくい争点をもとに熱くなっている人たちがいるけれど、民族間の対立をやたらと仰がないでもらいたいと思います。むしろ領土を介して仲良くする手段に転換するくらいの発想が必要なのでは???と思ってしまいます。

 24時間テレビでは家族のタスキリレーが繰り広げられていましたね。おなじみのプロレスラー家族でしたが、あの家族を見るたびに「鬼嫁」が愛情たっぷりのたくましい母親に見えてしまいます。なかなか素敵だなと感じますね。番組放映の翌日、その舞台裏を紹介していましたが、えらいなあと感じました。24時間テレビには批判もあるけれど、27時間お笑いだけで済ますフジよりは応援したい気持ちは強いです。もちろん、お笑いも大切ですよ。平和な証拠ですから‥  堀

2012年8月14日火曜日

8月15日を前に

 15年にも及んだ太平洋戦争が終了して間もなく70年になろうとしています。戦中戦後を知る人びとが徐々に減少しており、戦争の悲惨さを伝えるという負の遺産継承が危ぶまれています。
 福祉の原点は、大日本帝国憲法から日本国憲法への転換そのものと言えます。それまでの憲法には国民主権も生存権も明記されてはおらず、基本的人権は制限的でした。いや、戦時体制化においては皆無でありました。そんな時代の終了は、多くの国民の犠牲によってもたらされたと言って過言ではないでしょう。

 福祉に生きる人は、生存権と平和に生きる権利を戦争の悲惨さと多くの犠牲の叫びから学び、教訓として福祉の理念を今に伝えることが重要なのだと思います。
 
8月15日が巡るたびに、福祉の原点を思い出すことを忘れないようにしたいです。(堀)

2012年8月7日火曜日

山小屋で思う

久し振りに息子と二人で北アルプスに行ってきました。蝶ヶ岳といって槍穂高連峰の絶好のビューポイントとして有名なところです。幸い二日間とも好天に恵まれ存分に景色を眺めてきました。写真もばっちり撮影できたと思います。

 さて、山ガールの出現後、若い女性やカップルの姿が多く見られるようになりました。しかし、主役はやはり中高年‥。相変わらずパワーを感じます。どう見ても70歳代以上の女性の集団をよく見かけますね。すれ違うたびに凄いなと感じさせます。元気な姿は、そのまんま今後の少子高齢社会のあり様をうかがわせてくれるような気がしますね。

 里では、老人のパワーは分散化しており、これまで高齢者のシンボルだった「老人クラブ」も会員減少や趣向の変化に戸惑いを見せているようです。過日行った朝顔展も応募作品は少数‥。グラウンドゴルフは大賑わいですが、それとは大違いですね。高齢者の生きがいは多様化しており基本的にはすばらしいことです。でも、他方組織の弱体化は絆の弱体化でもあります。いろいろ考えると複雑な気持ちになりますね。 (堀)

 そうそう、蝶ヶ岳ではライチョウの親子にも会いましたよ。