2014年1月31日金曜日

点字教室!

 1月30日(木)、邑楽町立中野東小学校にて、福祉教育の一環である「点字教室」に見学というかたちで参加させて頂きました。点字サークル「てんてん虫」の皆さんを講師としてお呼びし、小学4年生を対象に点字の概要等の講義や、実際に点字を打つ体験学習を行いました。学校側として「点字を深く知ることで、ノーマライゼーションの意識を高める」という目的にも答えることが出来る授業となっていました。
 内容としては、現代社会において、どこで点字が使われているのかや点字の必要性、そして点字は打つ時と読む時は点の位置が逆になることなどを伝え、後半の実践では、五十音j順で記載されている点字一覧表を見ながら、子どもたちは点字を夢中になって打つ様子が見られました。なかには、自分で点字用具を買い、もっと勉強したいと話す子もいました。子どもたちは物事の吸収力が素晴らしく、授業の後半には一覧表を見なくとも打つことが出来る子が多くいました。一方私は、最後まで表を見ないと点字を打つことが出来ず、つくづく自身の記憶力に驚かされました。
 点字も然り、手話も然りですが、こういった言葉以外で伝える「凄さ」や「難しさ」を感じることが出来る福祉教育は、子どもたちに大切なものを感じ取ってもらうためにも、必要な分野であると改めて思いました。 (S.K)



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