南相馬市には、結局5人で伺いました(うち2人は日帰り)。初日の土曜日は雨で残念ながら室内待機。それでも社協のご好意で原発20キロ圏内の小高区沿岸部等の現状を案内されました。
感想は、見るも無残! あの3.11のままでした。倒れた家、流され潰された自動車‥海水の浸水を受けた畑等々。今年4.16以降、進入が許可された町は、人の生活はもちろん、気配を感じさせない重苦しい雰囲気の町でした。それでもそこに戻りたい人がいて、片付けを望む。 ボランティアセンターの難しい立場が理解できたような気がしました。
初日は、事務所に戻ってこれまでボランティアセンターに依頼のあった方々のマッピング。未知の町の住人の姿を思い浮かべながら、戻りたい一身で願いをつなげる姿を想像して取組みました。
二日目は、現地でのボランティア活動が主体でした。残った3人は、依頼主の気持ちを深く理解し、持てる力を振り絞って活動を行ったのでした。
私たちにできることはあまりにも少ない。それでも忘れることなく思い続けることはできる。これからも、思い続けてできることをしていきたいです。
明日、7月19日~20日は、社協職員の関東甲信越静の合同研究会です。みなかみ町で行われます。そこには、福島県から相馬市社協、南相馬市社協の2職員が参加します。それぞれ分科会報告者とパネラーという立場です。お酒を飲んで交流するのが楽しみだなあ。 (堀)
0 件のコメント:
コメントを投稿