2013年2月8日金曜日

落語をきいて

  2月3日(日)は邑楽町出身の落語家 立川談四郎による新春寄席が福祉センター寿荘で行われました。最初にお囃子とともに現れた前座の 立川寸志による落語が始まると、250名を越える会場が笑いに包まれました。さすがにプロはうまい‥。感心してるといよいよ談四郎の登場です。立川流の重鎮となった談四郎の話には一段と洗練された技が加わります。聴衆はすっかり話の世界に引き込まれどっぷりと物語の世界に浸ることとなりました。

 「日本の話芸」である落語は歴史もある立派な庶民文化だと思います。展開に隙がなく、面白さの中に時にはぐっと来る悲哀さなどが織り込まれ実に巧みです。
 福祉の世界では「聞き上手」がいい援助者のポイントであると言われます。しかし、相談員もケアマネも、福祉の現場で活躍する人は「語り上手」でもあるものです。支援やアドバイスを行うのも、展開に気を配りわかり易く相手を思いながら語ることが重要なのことなのです。

 落語をきいて自分も語りを磨かねばと思いました。すぐには上手くなれなくても頑張りたいと思います。  堀

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