『被災地』と呼ばれる地域がこんなに身近にあるなんて、今まで経験したことがありませんでした。最近日課になっている主人との散歩の途中で何気なく「災害支援、行ってみたいんだけど」と話すと「そうだね。もしも逆の立場になるようなことがあったら、こんなに近くにいて何もしなかったことを後悔するかもしれないしね。」と。
台風19号が去って一ヶ月も過ぎてしまってからでしたが、主人と、大学生の長男と三人で佐野に向かいました。やはり泥だしがメインで神社の床下にもぐったり、公民館に流れ込んだ砂利を土嚢袋につめたり。東京からきた可愛らしい若いご夫婦とか、前橋からひとりで来た男性、地元でもう5回目の参加とおっしゃる方も。まだまだ通常の日々を取り戻すには時間がかかりそうです。
私たちが佐野に行ったのは土曜日だったこともあり、受付後の待機所にはボランティアさんが沢山。なかなかさばききれずに、このままだと作業に取り掛かる頃にはお昼になってしまうかもしれないね という声が聞こえてきたりしました。少しでも役に立ちたいとアドレナリンの出まくったボランティアさんにとっては、待ち時間がもったいなく感じたのかもしれません。もしも自分たちの町でもそんな日が来てしまったときに、社協としてどう動けるか きちんと準備しておかなくてはならないと強く感じました。 まさか自分の町が被災するとは思わずに過ごす日々。何もないにこしたことはありませんが、そんな時のためにもある程度の知識や経験が必要だと思いました。
被災地の復興を心から祈ります。 str
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