5月1日はメーデー。労働者にとっては特別な1日…。しかし、最近はメーデーの意味もすっかり薄れ、一部の労働者のためのものになってしまったかのようです。
福祉労働者といえば、かつては低報酬でも文句を言わず生きがいや働きがいを求めて従事していた期間がありました。明治期以降において宗教家や篤志家などが中心となって犠牲的に従事した精神のようなものが根強く残っていたからと言われています。
しかし、新憲法のもとでの福祉は権利性が重要な意味を持ちます。福祉諸サービスを受けることは徐々に特別なことから当たりまえのことに、そこに従事する者の給料もごく普通に当たりまえの水準にして欲しいと変化して行きました。今から、3~40年くらい前になってようやく福祉も、一般労働並の賃金にしたいということが言われるようになったようです。
今、福祉労働はどうだろう…。
介護職員の処遇改善という仕組みができたけれど、それは、いまだ低水準であることの証拠であること。私の周りの状況を見ても見事にその証拠が窺えます…。(それでも社協職員事務職は役所なみにもらっている市町村も多いけど)。
まあ、たまにはそんなことをいろいろ考えて自分たちの仕事をみつめてもいいのかなあ。(なんとかせねば) (堀)
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